漫画のキャラ立てが苦手な人への提案
キャラ立てが苦手、という人も多いのではないでしょうか。
そういう人へ一つ提案をしてみたいと思います。
という本があります。
多くの有名俳優を育て方の本で、
役者を目指す方の間では有名な本です。
何で漫画のブログで役者の本を
紹介するのかというと、
キャラ立てを考えるのに
役立つと思うからです。
原作者の小池一夫先生がおっしゃるように
キャラをしっかりと立てれば、
自ずからキャラの演技(行動)も
ついてくると思うのですが、
実際には、キャラを立てることが上手くできない、
キャラをどう立てればいいかわからない、
という人も多いと思います。
そんな時には、キャラを立てるということを
別の面から考えてみるというのも一つの方法です。
キャラにリアルな演技をさせられれば
必然的にキャラは立っていくはずですよね。
漫画家は作品の監督であり、演出者です。
自分の漫画に出てくるキャラ(登場人物)に
演技をつけなければいけません。
ある状況で人はどう振る舞うのか、
どう行動させればよりリアルに見えるのか、
作品の演出者として、
そこを考え抜いた上でキャラを動かさなければ
読者に納得も感動も与えることはできません。
キャラに今一つ説得感が出ない(深みがない)、
キャラを立てるということが
今一つ分からない、という人は
キャラを外側から動かす意識
(キャラを立てると意識)を一度横に置いて、
自分が役者になってキャラに憑依して
キャラを演じてみることで(バカみたいって思わないで)
キャラの行動を考えてみる…
なんてことをしてみてはどうでしょうか。
そのために、
こういった役者のメソッドを解説する本で
役(キャラ)になる切る技術、
どう演技すればリアルになるかといことを
学んでみるのも役に立つかと思います。
「でも漫画家として活躍している人は
元々才能に恵まれているんじゃないの?」
それもあります。
プロ漫画家として活躍されている先生方の多くは
こういう本を読まなくても
元から演出家として優秀な方が多いのも事実です。
でも、それは何もしてないとうことでもありません。
漫画はもちろん、
尋常じゃない数の映画や芝居を観たり、
本を読んだりということを
長年続けている方も多いという事実もあります。
(勉強ではなく好きで)
もし、あなたがそういう先生方に追いついて
プロになりたいというなら
成り行き任せでなく、
スペシャルな努力が必要だと思いませんか。
キャラの立て方を考えてみるために
役者の勉強をしてみる。
演出の勉強にもなります。
私からの提案、
魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい!
一考してみてください。
それではまた!
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