衝動買いをする漫画

衝動買いをする漫画とは、
言い換えればなんらかの衝動を起こさせる漫画、
ということでしょうか。

なんでこんなどうでも良さげなことを考えていたかというと、
あらゆる買い物はある意味すべて衝動買いではないかと
なんか当たり前-なことを思ってしまったわけです、
色んな漫画を見ていて。

かなりの衝動がないと何百円も出さない、
少なくとも自分は。
試し買いという言葉は使わない。それはつまり衝動買い。

自分の場合、漫画だけでなく、
あらゆる買い物ははほとんど衝動買い。

だから着れない(似合わない)服や、靴をけっこう
買ってしまう。
この歳になってこの柄は…みたいなの。
最近では、息子たちに着させようとしているが、
着てくれない。
奥さんから見ればロクなもんじゃないですよね、
高いものは買わないけど。

でもねープロで売れる人の漫画って、
プロになる前から、なんか衝動を起こさせて
思わず同人誌買ってしまう、読んでしまうんですよ。

一方、この人、漫画もうまいし、読ませるんだけど
どこで誰にどう売ればいいのか、ぱっと思いつかない作品は
なかなか、買えないんですよね。

もちろん、お金を出してもらえないから悪いマンガとは
サラサラ思っていません。
受け入れられるまでに時間がかかる漫画もあるし。

いーんだけど、原稿料なかなか回収できないだろうなーと
思うことが本当に多い。
(なのでそういうタイプの漫画家さんは原稿料なしで描いてくれないかと
思う時が正直ある。もちろん売れたら沢山出すという条件で)

小さな会社で仕事として漫画を作っていると、
漫画を売って次の制作資金にするサイクルを
早くしないとやっていけないので、
自分の中に強い衝動=あんまり考えないで手が出る=金を出してもいい
という第六感的な感じがないと、お仕事お願いしにくんですよね。

どうやれば売れるかなと考えてる時点で
難しい。

なので衝動の王様たるエロは手を出しやすいんです。
現実世界でもぼったくりバーはなくならないし、
歌舞伎町に行けば、なんでほんとにあんなにエロい店あるのよ?

デジタルでも一発当たれば
マンションどころか一軒家が買える世界になっていますからねー、
もっと狙っていっていいと思うのです、プロになりたいなら。

編集サイドの話で言うと、売れる
漫画さんを探す力を磨くには、
自分の衝動を磨くしかない。

衝動が起きる起きないを大切にする。
起きないものには手を出さない。
禁欲を貫く。
起きたものには躊躇せず財布を開く!
浪費を恐れない。
で、失敗したら反省して、最初に戻る。

理性とか、論理は後からでいい。

ただ今はとにかく安く数を作って当たりが
一つ出れば…みたいな世界に突入している感もあるので
私みたいに皮膚が厚くなって衝動がなかなか起きなく
なってくるといかんですよね。

喰いつき過ぎてもダメだし、
手を出さな過ぎてもダメ。
うーん、むつかし。

あと漫画家さん的には、
エロ、ホラー、バイオレンスといった
B級映画的な要素は
一般的に衝動を起こさせることが比較的容易な
感情を泡立て易い題材なので、
こういう要素を漫画に取り入れるのは
積極的にやって損はないと思います。

なんかだらだらと長くなってしまいました。

ではまた!

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