漫画家なるための考え方
今回は漫画家になるための考え方、
その中でも、絵を描くというテクニック
以外のことについてちょっと書こうかと
思います。
まあ、編集者なんで、絵の描き方は
他の方に譲ります、はい。
さて、漫画家になるための絵の描き方や
コマの割り方といった本は
沢山出ていますね。
でも、漫画家になるためのものの考え方に
ついて書いたものって
意外にないような気がします。
漫画編集者の書いた、
漫画の描き方の本て
ほぼ見当たりません。
描くには、身体を使った描くと
頭を使った描くがあると
思うのですが、
後者は抽象的な話になりがちで、
教えるのが難しいと
いうのもあり(私は難しいと
思ってます)、
それをきちんと書いた本て
ないんですよねー。
あえて、オススメするなら
漫画の原作者の方と
映画脚本の本でしょうか。
ようは、ストーリーについて
書いた本ですね。
今、デジタルツールの進化もあり、
絵を上手く描ける人は
すごく増えていると思うのですが
漫画家として長く
やっていくためには
ストーリーの作り方を
学ぶ必要が皆さんが
思っている以上にとても重要だと
考えています。
ストーリーというと、
お話作りと、
単純化されそうですが
そこには、心理学だったり、
統計学だったり、
あるいはベタな恋愛経験だったり、
つまり人間が生きていくこと
全般に対する知識、知恵、洞察
といったものを含めて
考えていく必要があると思います。
そういった視点が
あるかないか、
持とうとするかしないかが、
将来、圧倒的な差となって
降りかかってきます。
では具体的にどうすりゃいいのよ
ということは、長くなったので
次回に。
ではまた!
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